「象あれば物あり」― 欽天四化が当たる理由
「禄権科忌は、性格ではなく現象です」。
FIGURE
| 四化 | 象(しるし) | 現実に現れる物事 |
|---|---|---|
| A 化禄 | 縁・財・始まりが「ある」 | 収入・出会い・新しい話 |
| B 化権 | 権限・争い・集中が「ある」 | 昇進・決定権・衝突 |
| C 化科 | 名声・文書・貴人が「ある」 | 資格・出版・紹介・評判 |
| D 化忌 | 執着・責任・終わりが「ある」 | 手放せない・背負う・区切り |
「象あれば物あり」四化は性格ではなく現象
- 見る順番:生年四化 → 来因宮 → 命・財・官の宮干から飛ぶ四化 → 大限・流年の宮干から飛ぶ四化。
四化は「出来事」を表す
三合派の紫微斗数は星の性質(廟旺・落陥)で人を読みますが、欽天四化は「どの宮から、どの宮へ、何が飛ぶか」で出来事を読みます。
- Aが飛ぶ → そこに縁・財・始まりが「ある」
- Bが飛ぶ → そこに権限・争い・集中が「ある」
- Cが飛ぶ → そこに名声・文書・貴人が「ある」
- Dが飛ぶ → そこに執着・責任・終わりが「ある」
象(しるし)があれば、必ず対応する物事が現実に現れる。これが「有其象必有其物」です。
四化を見る順番
1. 生年四化(A・B・C・D)がどの宮にあるか
2. 来因宮(生年の天干と同じ宮干の宮)はどこか
3. 命宮・財帛宮・官禄宮の宮干から飛ぶ四化
4. 大限・流年の宮干から飛ぶ四化
この順番で見ると、「なぜ今それが起きているか」が線でつながります。
象の読み方は一つではない
Dは「終わり」でもあり「執着」でもあり「責任」でもあります。どれで出るかは、宮位と、Dと一緒に飛ぶAの行き先で決まります。ここが欽天の面白いところで、丸暗記では読めません。