身強と身弱、どちらがいいのか ― 結論は「どちらでもない」
八字を少し学ぶと、必ず「私は身強ですか、身弱ですか」と気になります。
でも盲派では、身強・身弱で吉凶を決めません。
FIGURE
身強・身弱より「浮いている字」を見る。
- 子月生まれで日主は旺相。食傷が透出して財を生む構造。
- 年干の戊(正官)だけが根なく浮いている=「去られるべき対象」。若年の癸亥・壬戌運で水木が戊を剋し去り、早く成就した。
- 強弱は「できること」、構造(意象)は「何が起きるか」を決める。
旺衰派の見方
日主(自分を表す五行)が強ければ身強、弱ければ身弱。身強なら財官で抑え、身弱なら印比で助ける。これが旺衰派の基本です。
分かりやすいのですが、「旺=吉、衰=凶」という二次元の読み方に陥りやすいのが欠点です。
盲派の見方
盲派は八字を「立体的な情報の集合」と見ます。大事なのは強弱ではなく、「この命式は何をしたがっているか(意象)」です。
- 身弱でも、食傷が官を去って財を得る構造なら大富
- 身強でも、比劫が財を奪う構造なら苦労
強弱は「できること」を決めますが、「何が起きるか」は構造が決めます。
身弱の人が一生雇われ、は嘘
身弱の社長はたくさんいます。身弱の人は「人に任せる」のがうまく、印(支援者・制度)を使って伸びます。身強の人は自分で動くのが得意で、比劫が旺じると権威に従わず、PUAもされません。どちらも長所です。
2026年丙午年で見ると
火が極めて強い年です。身弱の癸水の人は社交が消耗戦になるので休む時間を確保。身強の壬水は大吉。身弱の丁火には丙火という強いライバルが現れますが、それは「自分を輝かせる刺激」でもあります。
見るべきは「虚浮」
根のない十神(浮神)がどこにあるか。それが去られる大運に、人生が動きます。強弱より先に、浮いている字を探して下さい。