忌神の流年を体験すると分かること ― 子午冲の年の過ごし方
八字を学んで一番役に立つのは、「悪い年を知って、悪い年なりに過ごす」ことです。
今回は、忌神の年・冲の年に実際に何が起きるかをお話しします。
FIGURE
| 大運の干支 | 種類 | 天干と地支の関係 | 喜神なら | 忌神なら |
|---|---|---|---|---|
| 戊子 | 蓋頭運 | 天干(戊土)が地支(子水)を剋す | 力は3〜4割に減る | 凶意も3〜4割に減る |
| 己亥 | 蓋頭運(弱) | 柔らかい土が大河を剋す | 滞りが続く | 水の影響が7〜8年続く |
| 庚午 | 截脚運 | 地支(午火)が天干(庚金)を剋す | 天干の力は最大4割 | 凶意は3〜4割 |
| 辛巳 | 截脚運+自合 | 辛と巳が結びついて動けない | 恩恵は2割 | 凶意は2〜3割 |
忌神の年が「思ったほど悪くない」理由:蓋頭と截脚
- 大運は地支を重んじ、流年は天干を重んじる。
- 日支が冲される年は夫婦宮が動く年。冲は「壊れる」ではなく「動く」。
忌神の年とは
あなたの命式にとって不要な五行が、流年の天干・地支で強まる年です。喜神なら追い風、忌神なら向かい風。
冲の年(子午冲・卯酉冲・寅申冲・巳亥冲・辰戌冲・丑未冲)
日支が冲される年は夫婦宮が動く年。月支が冲されれば仕事や親、年支なら環境や祖先に関わること。冲は「壊れる」ではなく「動く」です。引っ越し、転職、別れ、出会い、すべて冲で起きます。
日支が冲されるのは、四柱推命では結婚の運気でもあります。良くも悪くも動く年です。
忌神の年に実際に起きること
- 判断がいつもより悪くなる(これが一番怖い)
- 体調を崩す。忌神の五行の臓器に出る
- お金が「予定外」に出る
- 人間関係で「なぜか」こじれる
過ごし方
1. 大きな決断を先送りする。特に投資、転職、結婚、離婚
2. 忌神の五行を「使う」側に回る。火が忌神なら、火に当たるのではなく火を扱う仕事・運動で発散
3. 喜神の五行の環境に身を置く。場所、色、人、食べ物
4. 翌年の喜神年の準備をする。忌神年は「種まき」の年
蓋頭と截脚
大運の天干が地支を剋していると(蓋頭)、地支の忌神は三〜四割に弱まります。地支が天干を剋していれば(截脚)、天干の力が発揮されません。忌神年が「思ったほど悪くない」ことがあるのはこのためです。
大運は地支、流年は天干
大運の吉凶は地支で、流年の吉凶は天干で見ます。流年の天干が忌神でも、大運の地支が喜神なら、嫌なことはあっても土台は崩れません。
ひとこと:忌神年に新しいことを始めなかったおかげで、翌年の喜神年に一気に動けました。