廉貞と「祖蔭」― 先祖から受け取る財と、受け取れない財
廉貞は「清廉」「貞潔」という字の通り、本来は規範の星です。同時に「囚」の星で、何かに縛られます。
欽天では、廉貞を「祖蔭(先祖の恩恵)」と結びつけて見ます。
FIGURE
田宅宮の廉貞にAが付き、田宅宮の宮干からのAが官禄宮へ飛ぶ例。
- 廉貞のある宮=先祖とのつながり。田宅宮なら土地・家・家業。
- Aが命・財・官へ飛べば自分の代で使える財。六親宮へ飛べば家族を通してしか使えない財。
- 廉貞にDが付く場合は「受け取る代わりに縛られる」(家業・介護・争い)。
廉貞がある宮が「先祖とのつながり」
- 田宅宮の廉貞:先祖の土地・家・家業。相続はあるが条件付き
- 父母宮の廉貞:親の因果を引き継ぐ。親の仕事や借金も
- 福徳宮の廉貞:精神的な遺産。信仰、家訓、家族のこだわり
- 命宮の廉貞:自分自身が先祖の「代表」として生きる
廉貞Aは受け取れる、廉貞Dは縛られる
廉貞にAが付くと、先祖の財や縁を素直に受け取れます。店舗経営や組織の中での出世にも強いです。
廉貞にDが付くと、受け取る代わりに「縛り」が来ます。家業を継がされる、親の介護、精神的な囚われ。廉貞Dは「大乱闘」とも言われ、組織や家の中の争いになりやすいです。
廉貞が次桃花星と呼ばれる理由
廉貞の感情は貪狼のような社交ではなく、魂のレベルの交流です。だから一度縁ができると深く、切るのも大変です。恋愛も、家族も。
先祖の財を受け取る条件
廉貞のある宮の宮干から、Aがどこへ飛ぶかを見ます。Aが命・財・官へ飛ぶなら、自分の代で使える財です。六親宮へ飛ぶなら、家族を通してしか使えない財です。
ひとこと:廉貞の囚われは、気づいた瞬間に半分ほどけます。