今生の宿題はどこにある? ― 来因宮と生年化忌で読む「人生の課題」
人は皆、前世からの宿題を持って生まれると欽天では考えます。
その宿題がどこにあるかは、命盤の二箇所で分かります。
FIGURE
来因宮が遷移宮、生年Dが父母宮にある例。父母宮の宮干からのAは官禄宮へ。
- 来因宮=生年の天干と同じ宮干の宮。人生の出発点であり前提条件。遷移宮なら「外に出ること」が前提。
- 生年Dの宮=今世で向き合う課題。父母宮なら親・目上・学歴。
- Dを引き受けると、同じ宮干から飛んだAの宮(官禄宮)が開く。
来因宮=「前提条件」
生年の天干と同じ宮干を持つ宮が来因宮です。ここが、あなたの人生の「出発点」であり「前提」です。
- 命・財・官に来因宮 → 自立格。自分の力で道を作る
- 夫妻宮に来因宮 → パートナーが前提。独りでは完成しない
- 父母宮に来因宮 → 親・目上・学歴が前提
- 田宅宮に来因宮 → 家・家族・不動産が前提
- 福徳宮に来因宮 → 精神性・祖先が前提。修行向き
来因宮が官禄宮の人は、懸命に働かなければならない、と読みます。人生の最大の方向性は、因果関係のある宮にあります。
生年D=「今生で清算するもの」
生年のDがある宮は、今世で向き合わざるを得ない領域です。逃げても戻ってきます。
生年Dと来因宮が同じ宮なら、宿題はその一つに集中しています。別の宮なら、来因宮が「条件」、Dが「課題」です。
宿題を終えるとどうなるか
Dの宮の事柄を引き受けて責任を取ると、同じ宮干から飛んだAの宮が開きます。例えば、父母宮のD(親の面倒)を引き受けた人が、Aの飛んだ官禄宮で急に評価される。これはよくある現象です。